2017年2月19日日曜日

我が家のubuntu。パッケージのアップデート

我が家のUbuntuサーバーにログインすると
    macbook-air:~ user$ ssh server
    user@server's password:
    Welcome to Ubuntu 16.04.2 LTS (GNU/Linux 4.4.0-64-generic x86_64)

    * Documentation: https://help.ubuntu.com
    * Management: https://landscape.canonical.com
    * Support: https://ubuntu.com/advantage

    17 個のパッケージがアップデート可能です。
    0 個のアップデートはセキュリティアップデートです。
    user@server:~$
ってアップデート可能なんだって。

で、ですよ。
    user@server:~$ sudo apt-get update

ってやるわけです。

すると
    user@server:~$ sudo apt-get update
    ヒット:1 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu xenial InRelease

    (省略)

    無視:29 http://ppa.launchpad.net/happy-neko/ps3mediaserver/ubuntu xenial/main Sources
    エラー:29 http://ppa.launchpad.net/happy-neko/ps3mediaserver/ubuntu xenial/main Sources
      404  Not Found
    3,062 kB を 25秒 で取得しました (121 kB/s)
    パッケージリストを読み込んでいます... 完了
    W: リポジトリ http://ppa.launchpad.net/happy-neko/ps3mediaserver/ubuntu xenial Release には Release ファイルがありません。
    N: このようなリポジトリから取得したデータは認証できないので、データの使用は潜在的に危険です。
    N: リポジトリの作成とユーザ設定の詳細は、apt-secure(8) man ページを参照してください。
    E: http://ppa.launchpad.net/happy-neko/ps3mediaserver/ubuntu/dists/xenial/main/source/Sources の取得に失敗しました  404  Not Found
    E: いくつかのインデックスファイルのダウンロードに失敗しました。これらは無視されるか、古いものが代わりに使われます。
    user@server:~$
なんて言うのです。パッケージのアップデート可能です、と言うわりには何やら雲行きが怪しい。
「データの使用は潜在的に危険です。」などと言われるとドキドキするわけで。
何となく見てると、 「ps3mediaserver」なるものが怪しいらしいとのこと。
どうやらサポート終了してると、こんなエラーがでるらしいので、「/etc/apt/sources.list」を見ても「ps3mediaserver」なるものは見当たらず。
「sources.list.d」なるディレクトリーを見ると、
    user@server:~$ ls -l /etc/apt/sources.list.d
    合計 24
    -rw-r--r-- 1 root root  71  2月 19 13:38 docker.list
    -rw-r--r-- 1 root root 189  1月 29 17:44 google-chrome.list
    -rw-r--r-- 1 root root 189  1月 29 17:44 google-chrome.list.save
    -rw-r--r-- 1 root root 155  2月 14 22:30 happy-neko-ubuntu-ps3mediaserver-xenial.list
    -rw-r--r-- 1 root root 393  1月 29 17:44 ubuntu-ja.list
    -rw-r--r-- 1 root root 393  1月 29 17:44 ubuntu-ja.list.save
    user@server:~$
いるではないですか。
 「happy-neko-ubuntu-ps3mediaserver-xenial.list」 ってのが。
中身をcatしてみると、
    user@server:~$ cat /etc/apt/sources.list.d/happy-neko-ubuntu-ps3mediaserver-xenial.list
    # deb http://ppa.launchpad.net/happy-neko/ps3mediaserver/ubuntu xenial main
    deb-src http://ppa.launchpad.net/happy-neko/ps3mediaserver/ubuntu xenial main
    user@server:~$
ってことですので、2行目のdeb-srcをコメントアウトすれば、めでたしめでたしってことがわかりました。
    # deb-src http://ppa.launchpad.net/happy-neko/ps3mediaserver/ubuntu xenial main
改めて「apt-get update」と「apt-get upgrade」を実行してアップデート完了。

また、以下のように保留になったとき。
    user@server:~$ sudo apt-get upgrade
    パッケージリストを読み込んでいます... 完了
    依存関係ツリーを作成しています
    状態情報を読み取っています... 完了
    アップグレードパッケージを検出しています... 完了
    以下のパッケージは保留されます:
    python-tornado
    アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 1 個。
    user@server:~$

apt-get -s dist-upgrade とすると、どのパッケージが新規インストール、アップグレード、削除なのかなどが表示される。
    user@server:~$ sudo apt-get -s dist-upgrade
    パッケージリストを読み込んでいます... 完了
    依存関係ツリーを作成しています
    状態情報を読み取っています... 完了
    アップグレードパッケージを検出しています... 完了
    以下のパッケージが新たにインストールされます:
    python-pycurl python-pymysql
    以下のパッケージはアップグレードされます:
    python-tornado
    アップグレード: 1 個、新規インストール: 2 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
    Inst python-pymysql (0.7.2-1ubuntu1 Ubuntu:16.04/xenial-updates [all])
    Inst python-pycurl (7.43.0-1ubuntu1 Ubuntu:16.04/xenial [amd64])
    Inst python-tornado [2.4-1] (4.2.1-1ubuntu3 Ubuntu:16.04/xenial [amd64])
    Conf python-pymysql (0.7.2-1ubuntu1 Ubuntu:16.04/xenial-updates [all])
    Conf python-pycurl (7.43.0-1ubuntu1 Ubuntu:16.04/xenial [amd64])
    Conf python-tornado (4.2.1-1ubuntu3 Ubuntu:16.04/xenial [amd64])
    user@server:~$
で、この保留パッケージをインストールするには、apt-get dist-upgrade を実行する。
    user@server:~$ sudo apt-get dist-upgrade



    user@server:~$ sudo apt-get -s dist-upgrade
    パッケージリストを読み込んでいます... 完了
    依存関係ツリーを作成しています
    状態情報を読み取っています... 完了
    アップグレードパッケージを検出しています... 完了
    アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
    user@server:~$

いやはや、徒然なるままに、今日も、明日も。

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